きのうも秋晴れ。 きのうは、ほか弁。
から揚げ弁当。
家から車で10分くらいのところにある小山市の国登録有形文化財の「小川家住宅」。屋号は「車屋」。 現在は小山市立車屋美術館。
小川家はもともとは、思川沿いで問屋を営んでおりました。
日光東照宮の造営の資材の運搬はじめ江戸・小山間の物資輸送に重要な役割を果たしていた。
物資輸送も時代ともに水路から陸路へ変わり、明治末期に現在の国道旧4号線沿いに移り、肥料問屋として開店した。
明治23年発行の「大日本博覧図」に肥料問屋「小川善平」として思川沿いの広大な敷地に大規模な店舗や多くの蔵や離れなどが描かれている。
入母屋造りの2階建て。 もちろん伝統構法で建てられている。
母屋の2階から眺める庭園。
母屋の2階から見える蔵。
内部がまた素敵なんです。 でも残念ながら内部は写真撮影禁止。 天井、壁、建具など手間をかけ、細かな細工が施されている。
1階の和室の天井が漆喰塗り仕上げ。 2階には洋間もある。 室内照明はも明治や大正時代を思わせるレトロな雰囲気。
現代にはない日本固有の文化を感じられるお洒落な斬新な建築である。 この建物を手掛けたのは宮大工の「平澤代四郎」という棟梁。
上棟は明治45年1月11日。 小屋裏の棟木に「天長地久」と記されている。
私も住宅などの上棟の時には「天長地久」と墨字で書いて棟木に縛りつける。
天に長く、地に久しくと言う、その家や建物の安全を永遠に願う縁起のいい言葉。
庭のザクロの木にはたくさんの実が。
今日も秋晴れ(^O^)/ 今日も朝から打合せや消防検査。 今週も頑張ります。