おはようございます。今日も冷え込みましたが、お天気はいいそうです(^O^)/ 冬になると近くの歩道橋から富士山がみえるようになります♫
明治以降、洋風建築が入ってきてヨーロッパやアメリカにあるようなレンガやセメントの建築の方が文化的で優れているのだという考え違いが広まった。
洋風建築にもいいところがあることは認めますが日本の風土とその中から生まれた木の文化があったのと同じように、欧米にも欧米の風土と文化があっ
て、その中から洋風建築が発展してきた。
日本が洋風建築一辺倒のような風潮になった中で、京都の桂離宮の素晴らしさを指摘してくれたのがドイツ人の建築家ブルーノ・タウトである。
それにより日本人が日本建築の美にあらためて気づかされたという おかしなことも起きた。
もっと変なのは、昭和34年に建築学会が行った「木造建築禁止決議」というのがあったそうです。この年は伊勢湾台風で犠牲者が出たため木造建築は火
に弱いし、風、水の災害にも弱いからやめようと決議したのです。
木造建築で千年以上も もっている建物があるのに、とにかく鉄骨とコンクリートの建築のほうがいいのだということになった。
それからは、洋風建築一辺倒から、鉄骨やコンクリート一辺倒になった。
今は、大学の建築科をでても木造建築を知らない人が多い。
日本の伝統建築である古民家には、日本の文化があり知恵がたくさん詰まっている。
最近は少しづつ日本の伝統建築を理解してくれている方も増えてきた。とても嬉しいことです(^O^)
しかし日本全国で毎日、古民家は確実に壊され続けています。
いったん失われたものを取り返そうと思ったら、倍の時間がかかります。
古民家にお住まいの方、どうしようと悩まれてる方、古民家鑑定士または古民家再生協会にご相談下さい。
日本の文化を継承しましょう。