今日は「防災の日」。
防災の日という事で朝から「古河市地域防災訓練」に参加します。 地元の防火管理者を10年以上つとめてます。
内容は、避難誘導訓練、応急手当訓練、初期消火訓練、救出救助訓練、建物火災消火訓練、給水訓練、防災ヘリコプターによる救出救助訓練など。
地震発生時をを想定した訓練が開始される。
日本は地震大国。 安全安心なんて場所はどこもありません。
先人たちはそれがわかっていたからお互いに助け合い、協力し合ってどんな時も生きてきた。
近年は近所となりの付き合いも希薄に・・・・・・ いざと言う時にも訓練は大事ですね。
古民家を所有している方は、地震の際につぶれてしまうのではと心配されている方は非常に多い。
古民家は伝統構法と言われる日本古来のつくり方で建てられている。 現代の住まいは在来工法。
在来工法は地震の際に、地震の外力と真っ向勝負する考え。 がんじがらめの構造。
伝統構法とは地震の際に、地震の外力に対し、うまく揺れて地震の外力を逃がす考え。
地震大国の日本が世界に誇れる世界最古の木造建築の法隆寺五重塔が、1300年以上も幾度もの大地震に耐えてきた事が伝統構法が丈夫で木造建築が丈夫であることを実証している。
伝統構法は揺れてもたす。 古民家はこの考え方。
日本の技術の粋を集めた「東京スカイツリー」の考えもこの伝統構法の考え方を取り入れている。
古民家は丈夫です。 古民家を所有されている方は、まずは古民家のプロである古民家鑑定士に相談し「古民家鑑定」を受ける事を勧めます。
そして古民家の耐震診断である「早稲田式動的耐震性能診断」も合わせて受けることが大事です。
古いから、心配だから、子供や孫に負担がかかるのでは・・・・・と心配される方は少なくありません。 悩みはみんな一緒です。
壊してしまおうなんて思わないで下さい。 まずは古民家鑑定士にご相談を。 継承できる道は必ずみつかります。
世界最古の木造建築 国宝 法隆寺五重塔。
では防災訓練に 行ってきます(^O^)/