おはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

「賃金構造基本統計調査」の結果を見ると、大工の社員給料は1月あたり約31万円です。

この給料をベースにした平均年収は約406万円となります。

大工さんの所得を増やさなければなりません。

 

30代で未経験から大工になった人より、20代でも大工として既に数年の経験を積んだ人の方が給料は高いです。

例えば、25~29歳で勤続年数が1~4年では月の給料が平均約22万円ですが、5~9年では約27万円と約5万円の差が付きます。

経験年数が短くても大工としての技術が優れていれば給料アップします。

早く一人前になれるよう技術を磨くことが必要です。

但しこれは「社員として」の採用のケースでまだまだ「日給月給が多い」業界です。

 

日当が1.5万円として月20日働いたら月収30万円となります。

そこから保険・車・道具などを引いたら月収20万円程度になります。

10年くらい経験したら、2倍、3倍くらいにしなきゃならないと思います。

その為にどうすればいいのでしょうか?

 

・倍くらいのスピードで叩く

・技術を磨きいい仕事をする

いずれかだと思います。

 

私は「技術を磨く(高い技術の仕事をする)こと」がいいと思います。

宮大工の年収は、見習いの場合で250万~350万円程度が相場といわれています。

一人前の職人になると600万円程度で技術と経験によって大きく変動して、中には年収1,000万円を超える宮大工もいます。

 

今のプレカットの時代に、手刻みが出来る大工は宮大工並みの技術に匹敵すると思います。

手刻みが出来る大工は貴重だし、どんな現場でもこなせます。

技術のある職人の賃金を上げて、これからの時代を担う世代が職人を目指すようになってもらいたい。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆