おはようございます。

 

 

古民家には各地域の生活習慣や気候風土によって様々な種類があります。

それぞれの地域で暮らす為の機能的な間取りやデザインへと進化してきました。

 

日本の家屋の歴史は、はるか縄文時代の竪穴式住居から始まります。

その後、掘立柱建築という地面に柱を埋めて建物を固定したもので、それがやがて石の上に柱を建てる構法に発展したのが今も古民家として残る伝統工法です。

 

現存する中で最古といわれる民家は806年に建築された兵庫県神戸市にある「箱木家住宅」。

国の重要文化財に指定されています。

デジタルとかアナログとかそんな次元ではありません。

1000年以上も前に建てられたものが今も現存してるなんてロマンを感じます。

日本の伝統工法って現代の在来工法なんて問題にならないくらい丈夫なんです。

先人の知恵で造られた古民家こそが世界に誇れる技術です。

 

今年4月に建築基準法が改正になります。

伝統構法で建てられた古民家のリフォームにも建築確認申請が必要になります。

古民家を再生し活用出来なくなると地域活性化にもマイナスになります。

そうならないようにしっかり取り組んでいかなければなりません。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)