おはようございます。
先日、親戚のおじさんが亡くなりました。
亡くなった私の親父と大の仲良しで、親父と歳は一つ違い。
仕事も遊びも一緒でした。
夕方になると毎日、親父とうちで酒呑み。
ふたりとも良く飲んでました。
親父が創業してすぐにおじさんは親父と仕事をするようになりました。
親父はその頃、おじさんと二人で毎朝暗いうちに家を出て、トラックに乗って、渡良瀬川の西にある、埼玉県北川辺まで砂を取りに。
砂を、スコップで手積みで。
そして、朝メシ前にお客様の家に毎朝おろしていたそうです。
当時は、トラック1台分の砂が1500円。
作業員の一日の賃金が450円だったそうです。
砂を売ったのを元銭にしてたそうです。
二人とも辛抱強く働いたそうです。
私が社会人になって、ゼネコンから戻ってきたときも、おじさんにたくさんお世話になりました。
現場仕事では泣き言ひとつ言わない人で、段取りが良く、仕事も丁寧で速い。
仕事以外にも世間一般の田舎の風習や色々・・・・・
最後に逢ったのは先日の雪が降った日の朝でした。
働き者のおじさんは、朝早くから庭の雪かきをして。
突然の別れに今でも信じられません。
天国で親父と再会して、また冗談言いながら楽しく呑み交わしてください。
これが創業当時、親父と砂を取るのに使ったスコップです。
親父が亡くなったときに、このスコップをおじさんが磨いて持ってきてくれました。
50年以上も大切に保管しておいてくれたそうです。
いただいてから事務所に「宝物」として飾ってあります。
長い間お世話になり、本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈りいたします。