みなさんおはようございます。

 

 

本日、仕事始めです。

改めまして、新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞ宜しくお願い致します。

また元日に発生した能登半島地震にて被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げます。

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

『進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む、進まず退かずして潴滞する者はあるべからざるの理なり』

の名言を残した福沢諭吉氏に代わって、新1万円札にデザインされるのは「近代日本経済の父」「日本資本主義の父」渋沢栄一氏。

 

天保11年(1840年)に埼玉県深谷市の農家に生まれ、若いころは徳川15代将軍となる一橋慶喜に仕えました。

27歳の時、慶喜の弟の徳川昭武に随行して、パリの万国博覧会を見学し、ヨーロッパ諸国を歴訪し、当時の先進的な経済の実情を見て、世界の常識・日本の非常識を感じたはずです。

 

明治維新の後、当時の大蔵省に入ったあと実業家になってからは、現在の「みずほ銀行」につながる日本初の銀行「第一国立銀行」や、「東京証券取引所」の前身の「東京株式取引所」「東京商法会議所」など、数多くの企業や団体の設立に携わりました。

 

生涯で設立や育成に関わった企業は600にも上ると言われます。

その経験から「日本の未来に経済が大事」と感じでいたのです。

その渋沢氏の考え方が記されているのが「論語と算盤」です。

 

渋沢氏は企業の目的が利潤の追求にあるとしても、その根底には道徳が必要で公益を第一に考えるべきだという『道徳経済合一説』を説き、社会公共性を第一と捉え多くの社会事業の支援に携わりました。

 

私は『利益第2主義』(1番大事は社会公共性)と考え、これからの地域活性化に「普請業の復活が重要」だと思います。

普請業とは(明治以降建設と言われるようになった)社会基盤を地域住民で作り維持していく事です。

自治体が公共事業でゼネコンに発注する「高度成長時代」から、官民連携で地域の人々が、今有るモノ(コト)を未来に活かしていく。

「造る」から「創る」に・・・

公共事業はプロポーザル事業に変えていかなくてはなりません。

この考え方は低成長時代の日本の未来を切り拓くのに「今こそ大事ではないか?」と私は考えています。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)