みなさんおはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

リユースの時代です。

「中古車がいい値段で売れる」

中古車の中でも最近特に値上がりした3車種は

・トヨタ/ハリアー

・スズキ/ジムニー

・ホンダ/N-BOX

上記車種だけでなく、中古車市場の値上がりはまだ続く見通しです。

 

その理由は

・半導体コロナ禍の影響(新車の製造が追いついていない)

・感染予防対策として車の需要が圧倒的に増加

・欧米による「25年ルール」(アメリカでは右ハンドルの輸入が禁止)

・国産車は海外でも人気がある

・車の買い控えが進んだ

などがあります。

いい・大切に乗られた車が売れています。

 

最近は「中古住宅」とはすこしづつ言われなくなり

「空き家」「既存住宅」といわれるようになりました。

人気ある地域の、インスペクションされた、いい空き家は高額で売買されています。

中古住宅はイマイチ・・・そんな時代は終わったように思います。

「リノベーション」と言う言葉も定着してきました。

 

古いものを現状回復させるリフォームとは違い、リノベーションは自分たちのライフスタイルに合わせて間取りもデザインも大きく変えていきます。

サステナブルな観点からも人気があり「中古住宅」のマイナスのイメージはもうありません。

新築の住宅供給も落ち着き、既存の住宅を活用するといった国の施策も後押ししていることから、これからは空き家のリノベーション・利活用は進みます。

 

環境配慮の思想が根付いているヨーロッパでは建物を修繕しながら長く使い続ける文化があります。

素材にはできるだけ持続可能なもの、廃棄のときに環境にやさしいものが好まれてきました。

 

一方、日本では高度経済成長の時代を期に、短期間で大量に建築できる既成品の建材を使った住宅が多く建築され、建てては壊す「スクラップ&ビルド」と表現される時期が続きました。

新築至上主義の考え方が住宅市場の多くを占めその結果、工事から発生する産業廃棄物が増加する要因にもなっています。

 

長く大切に使うは「日本人の得意なことのはず」

日本の住宅もやっとそうなりつつあるようです。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)