みなさんおはようございます。

 

 

 

 

先日の小学校の恩師との再会の時に、同級生が卒業アルバムを持ってきてくれました。

 

 

 

 

当時は白黒の写真です 笑

 

先生との想い出は山ほどありますが、今日は一つだけ紹介。

私が小学4年生の時に、先生が少年野球チーム「78(ななはち)」を結成。

七転び八起きの思いを込めたチーム名。

 

小学4年生から6年生まで80人以上の大所帯のチーム。

4年生チーム、5年生チーム、6年生チーム。

結成当時は私はまだ4年生。

対外試合は5年生チームや6年生チームだけで、私たち4年生は試合の時は観戦と球拾い 笑

 

私たち4年生は当時はグローブの使い方もできないし、取れない、打てない・・・・・

野球のルールも全く知らない 笑

上級生たちのチームは対外試合をしても20対1、19対0とか超弱い 笑

とにかく負けっぷりが半端ない 笑

それでは先生たちは毎日、放課後に熱心に野球を教えてくれました。

 

私が小学5年生になってからも弱小チームでした。

ある日、先生たちが夜、私たちを集めて野球教室のビデオを初めてみせられました。

ジャイアンツの川上哲治、長嶋茂雄、王貞治が、野球に対する考え、ボールの取り方、打ち方など基礎からわかりやすく教えてくれました。

ビデオを観た後に、先生からさらにわかりやすいアドバイスを。

 

私たち子供は、素直にこのビデオの内容を受け入れていました。

そのビデオを観たあとからの練習方法が変わりました。

ボールをとれない、打てないチームが徐々に変わり始めました。

サインプレーや守備のシフトや連携プレーなども出来るようになり上達していきました。

そして私たちが小学6年生になったときには、近隣の少年野球チームには敵なしのチームに。

毎週、遠征して対外試合を受けるチームになりました。

 

6年生の秋に「茨城県少年野球大会」に出場し、出場チームは100数十チーム。

私たちは勝ち抜いていきました。

そして決勝に進出し、決勝戦はその年、甲子園に出場した鉾田一高のグランドで。

結果は1点差で負けました。

 

試合が終わった後、先生がみんなを集めました。

みんな悔しくて泣いてました。

先生が「おまえら、4年生のころを想い出してみろ!おまえらはボールも取れない、打てない、そういうやつらばかりだったろ!そのおまえらが茨城県の決勝まで来ることが出来たんだ!みんな良く頑張った!誇りに思え!先生も感動した!」って。

今でも45年前のあの時の場面を忘れません。

 

今思えば、まるで「がんばれベアーズ!」や「アパッチ野球軍」のような話ですが、現実におこったことなんです。

先生は普段の授業も遊びも、野球もすべて本気で私たちを教育してくれたおかげだと今も感謝の気持ちでいっぱいです。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)