みなさんおはようございます。
井上幸一氏のメルマガから引用。
消費行動は時代と共に変わってきます。
昭和は「大量生産・大量消費の時代」平成は「もったいないの時代」と言われました。
令和は「付加価値の時代」と言われています。
そう言われてみれば、身近なところでは吉野家もライバルが増え「うまい、やすい、はやい」が吉野家だけの専売特許ではなくなる時代背景で、既存理念を土台として守りながら「ライザップ牛サラダ」や「ポケ盛」など「価格戦略」から「付加戦略」に転換している気がします。
よく間違えるのは「高級品(高いもの)=付加価値」
例えば50坪の住宅で「坪100万の住宅と坪50万円の住宅」どちらが付加価値があるか?
それは愚問でそれはわかりません。
坪100万円の住宅でも「他にない価値」がある家もあり、坪50万円でも「他にない価値」を付けることは可能です。
大事なのは「満足度=付加価値」です。
付加価値が高ければお客様は集まります。
それは狩猟型でなく、農耕型で集客できることになります。
ターゲットを絞ったら、価値を分かりやすく見せていくことです。
また「安定的に生産しやすいか?」ということも付加価値のポイントです。
最近コンビニなどでは、置いている商品による差別化で付加価値を目指します。
多くのものを安く販売することで差別化をはかりるビジネス、いわゆるスーパーマーケットのビジネスモデルではバイヤーの仕入れ力が重要で、安く売るために仕入れ先を開拓します。
また複数の会社がグループになって多店舗展開し共同購入を行う仕組みも増えています。
コストコや業務スーパーは、大量に買ってもらうために、ワンパックのサイズを大きくして、コストを下げています。
コストで付加価値を付けていて、品揃えを減らして、大量に買ってもらうことで在庫回転率を高めてよりコストを下げています。
成城石井は成城石井でしか買えないもので勝負しています。
佐伯市で江戸時代から325年続く老舗『糀屋本店』
https://kojiya.jp/category/company/ は
家内工業で「こうじにこだわり」商品価値を「美味しい+健康」で付加価値を付けた例です。
付加価値を高めるためにはターゲット・エリアなども絞る戦略もあります。
今どきは販売方法でインターネットも使う方法もあります。
付加価値とは高い価格の製品やサービスのことではありません。
収益性を高めるビジネスモデルのことを言います
その遂行には資金と人材が必要になります。
まずその確保(お金・資金)を考える必要があります。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)