みなさんおはようございます。
明日からゴールデンウィーク。
近所では田植えがどんどん始まっています。
井上幸一氏のメルマガから引用。
新しい資本主義の主役は地方「デジタル田園都市国家構想」です。
岸田内閣は、新しい資本主義の実現に向けた成長戦略の最も重要な柱として、デジタル技術で都市と地方の格差の解消を目指していますが田園都市国家は大平正芳元首相が追求した国家像でした。
自民党の「宏池会」は大平氏が率いていました。
岸田内閣は宮沢喜一内閣以来28年ぶりの宏池会政権で岸田内閣は大平氏の遺志を原点としています。
大平氏は43年前の1979年に「田園都市構想は今後長期間にわたって国づくり、社会づくりの道標となるべき理念。
「人と自然、都市と農村にひとつの視点から新しい光、物質文明自体が限界にきた。経済中心の時代から文化重視の時代。田園都市構想は経済に加え教育や文化なども含め人間の生活を豊かにする」
と語っています。
大平正芳氏は、日本文化の性質を生かしつつ、脱工業文明への転換に対応する創造的なものでなければならないと地域の自主性や多様性を尊重しながらインフラを整備する「コンクール方式」によるまちづくりから地域の創意工夫である地方自治体へ「多極分散型システムへの移行」「地方の時代の到来」を模索しましたが翌年、衆参同日選挙中に半袖のジャケットで省エネを呼びかけ全国遊説をしていましたが急死しました。
40年以上前に「経済的な豊かさのみ」から「多様な環境・文化・地方の時代」を目指したのです。
岸田内閣はデジタルを使い東京など大都市部でなくても自然あふれる「田園」で、仕事に取り組み余暇を過ごせる日本を目指しています。
その中心に「遊休施設」「空き家」「古民家」を置いています。
東京23区で明治以降初めて「転出超過」となっています。
コロナ禍で東京の機能を縮小する企業が増え、地方移転を国が支援し、地方でのテレワークが増えています。
大平氏は生前「この大事業が私の世代に完成することがなくとも、次の世代が力強く引き継いでくれることを信じている」と語っています。
時代の時計が動き始めました。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)