みなさんおはようございます。

 

 

古民家に使われている柱、梁は自然乾燥材です。

木には「炭素」が多く含まれています。

古民家はまさしく炭素の塊のようなものです。

 

古材だけでなく、土や竹や茅(かや)、藁(わら)、紙、イグサ、土間など、自然素材がふんだんに使われ環境にも良いという事が言われ、古民家の文化的な価値はもちろん、環境的な価値も見直され多くの人が古民家を活用するようになりました。

 

古民家を解体し廃棄処分すると、古民家の古材に含まれている炭素が、大気中に放出され二酸化炭素となって地球環境に悪影響を及ぼします。

古民家の活用は、環境の時代と言われる現代に大きく貢献しています。

 

今は空き家になっている古民家に住みたい、活用したいという人が多く「移築」をしたいというお問い合わせも増えています。

古民家の「移築」は空き家課題解決にも繋がります。

 

全国に空き家の古民家は85万棟。

壊してしまうのではなく、環境においても、文化的な価値においても利活用し、未来に繋いでいく事が大事だと思います。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)