みなさんおはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガから引用。

コロナ禍で不採算事業を売却したり、M&Aを選択するなど事業の変革を余儀なくされる企業が多くあります。

 

企業・地域が持続的発展をしていく為に、環境変化に合わせて事業変革を行っていかなくてはなりませんが、それに対応し成功してきた企業もあれば、事業変革に失敗する企業もあります。

企業が永続的に成長していくためには、環境の変化に合わせて事業の組み合わせを柔軟に変えていく必要がありますが、多くの企業は変化することへの抵抗があります。

この「変われない企業の体質」は日本に蔓延している「同質化競争」という競争原理が大きく影響しています。

 

「同質化競争」とは、競合他社の戦略を「モノマネする競争」のことを言います。

「ビジネスモデル自体をモノマネ」することが起きています。

 

例えば、ヘアカット専門のQBハウスを展開するキュービーネットホールディングスは、カットの速さと料金の安さで顧客を増やし、好立地への出店を増やし顧客の回転率を高め、利益率を上げるビジネスモデルで成長してきました。

しかし「参入障壁」は低く、すぐさま競合他社に同質化(モノマネ)され同じような店舗が乱立するような状況になってしまいました。

 

このように同質化競争が進み、市場がレッドオーシャンになれば、最終的には企業間の価格競争に発展するなど、業界全体が疲弊していく消耗戦につながります。

また、常に隣の企業を意識した競争は自社の利益率の向上や革新的な製品/サービスの創出にもつながりません。

 

持続的な経営を目指すのであれば、同質化競争から脱却し、自らのビジョンに沿った事業の変革に取り組む必要があると思います。

事業の変革につまづく企業に見られる特徴は

1、理念が明確でない

2、お金の余裕がない

3、成功事例を身近に探す

そして「経営判断」が遅くれてOUTになり可能性が高い「afterコロナの時代」に突入します。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)