「ジャパトラ 6月号」が届きました(^O^)/ 表紙を飾るのは大分県の小さな酒蔵 萬力屋(まんりきや)さん。
6月号には一般社団法人茨城県古民家再生協会の会員 の大澤さんの記事が掲載されています。
「日本の室礼」屏風(びょうぶ)について。
今日は近くのお医者さんの話。 もう亡くなって、私も聞いた話ですがこのお医者さんは元は軍医。
幼稚園生の予防注射の時、子供たちがじいちゃん先生だぁって騒ぎながら先生を引っ張ったり、先生の頭を引っ叩いたりやんちゃな子供たち。
先生は何も反応せずにやられっぱなし。
すると一緒に来た看護婦さんに「バック取ってくれっ」って。 そのバックを黙って開けると中には医療道具が・・・
もちろん注射器も。 その注射器はなんと馬とか牛にうつ注射器と普通の注射器の二種類がバックに入っている。
先生が「今日はこのデカい注射をこんないっぱい打つんじゃ大変だなぁ~」ってポンプを押すように注射器を扱う。
すると、さっきまで大騒ぎしていた子供たちが注射器のデカさにシ~ンと。
子供たちは、先生に何も言われてないのにきちんと整列して先生の行動を凝視している。
先生が「じゃ前から順番に打っていくからな」って。 子供たちは一斉に後ずさり。
「もっとこっち」って手招きする先生。
「お前はでっかい注射と、小っちゃい注射、どっちがいい」って。
子供は小っちゃい声で「小っちゃいちゅうしゃ~」って。 先生が「小っちゃい注射かぁ」って。 首をかしげる。
次の子どもにも「お前はでっかい注射と小っちゃい注射どっちがいい」って。 子供は「小っちゃいちゅうしゃ~」って。
次の子どもになると先生が聞く前にもう泣きながら「小っちゃいちゅうしゃ~っ」ってダダをこねながら。
その光景が目に浮かぶ。 コントのような本当の話。
先生はいたずらっ子がいる幼稚園ではどうもこの手を使っていたようだ(^O^) 今では考えられませんが微笑ましいです。
「第2回 古民家フォト甲子園」 www.kominkaphoto.com/