以前NHKの番組「鶴瓶の家族に乾杯」で栃木県佐野市が紹介された。 ゲストは唐沢寿明さん。
唐沢さんはラーメンが好きみたいで「佐野ラーメン」の有名店を良く調べ上げていた。 番組の冒頭は鶴瓶さんと唐沢さんが公園で待ち合わせ。
そこで色々と日頃の話やラーメンの話。 唐沢さんはお酒を呑んだあとに朝がたでもラーメンを食べるとか。
公園に地元の人が子供を連れて遊びにきたり、散歩する人など。 その方たちにどこのラーメンが美味いか尋ねた。
散歩に来た年輩の男性が「おやじの店3号店」が美味いと。 そして鶴瓶さんと唐沢さんはその「おやじの店3号店」に向かった。
1号店は、今の2号店、3号店のお父さんとそのお父さんの母親で屋台から始めたそうです。
1号店はそのお父さんが亡くなられて今は無いそうですが、2号店、3号店はその長男、次男の方たちが独立して繁盛している。
番組の中でまず訪れたのが3号店。 ふたりともスープまで綺麗に飲み干した。 その後2号店に。
2号店は長男の方でこちらは母親ゆずりの味。 どちらが好みかは人それぞれでしょうね。
この2号店には屋台から始めたおばあちゃんが寝たきりでいる。 その寝室に二人が訪ねた。 おばあちゃんはベッドに横にながらも口調も受け答えもしっかりしていてる。 笑顔が可愛いおばあちゃんです。
92歳と言ってたけどそのお歳には見えない。 おばあちゃんは「長生き出来て良かった」と涙ながらに会話をしていた。
長男の方が、ラーメンをつくりながら介護しているそうです。 おばあちゃんは優しいお孫さんたちに感謝していました。
私もウルウルしてしまった。 私は以前3号店に行ったことがあります。 とても美味かった。 2号店にも行ってみなきゃ♫
「おやじの店 3号店」のラーメン。
今日は「室礼」(しつらい)の話。。
日本の建築は室礼(しつらい)をすることで季節の変化やその時々の状況の変化に合わせ工夫を凝らしてきた。
室礼とは平安時代に生まれた言葉で本来個性のない部屋をちょっとした道具などでその時々の用途や目的に合った空間に変えるという先人の知恵である。
例えばござや畳、ついたて、びょうぶ、床の間の掛け軸や花など。
この「室礼」こそが日本の建築の象徴とも感じられる。
当協会員の大澤さんは室礼に関する仕事をしている。 古い掛け軸やびょうぶを修復したり。
大澤さんで何代目になるんでしょうか。 創業100年くらいらしい。 大澤さんは修業時代東京の親方のところで色々な仕事に携わったそうです。
皇居の仕事や旧岩崎邸の改修工事。 その他に各界著名人の邸宅など。
岩崎邸の洋館の壁に使われている金唐革紙(きんからかわし)という珍しいものを貼ったり。 この金唐革紙の煌びやかな仕上がりは見事。
何年も前に大澤さんと一緒に旧岩崎邸を見学にいきました。
なかなかこのようなところの仕事には携われませんね。 技術を代々継承されてきています。
台東区池之端にある「 三菱財閥 旧岩崎邸」。 文京区湯島天神のすぐ近く。 この洋館は見どころが満載。
併設してある「和館」と「撞球館」も素敵。
「和館」。
「撞球館」。 ビリヤード場ですね。
きのうは連休明けで超忙しくてんてこ舞いの一日。 今日も元気に頑張ります!