けさは小雨がちらつてます。 今日も肌寒いです。
ごはんに梅干しにお新香でお茶漬けサラサラも大好物! 呑んだ後なんかには最高に美味い(^O^)/
まだまだ満開。
日本では木材が最も円熟する前に捨てられている。
木は伐ってから100年後が一番強度がある。
しかし ただ古くなったから、使いづらいからと民家や町家の多くは解体され多くの価値ある木材(古材)は廃棄処分されている。
「古材鑑定」、「古民家鑑定」をし古民家の現状のコンディションを明確にする事が大切です。
そしてリノベーションする事で古民家は再び蘇る。
日本は戦前までは「古い木材を再利用する」ということはごく当たり前の習慣がありました。
そこには「ものを大切にする」「もったいない」という日本人ならではの習慣があった。
高度成長期に入り「ものを大切に」の時代から「捨てる」時代に。
解体された民家や町家から出る価値のある古材は市場から消えチップにされ燃やされたり、埋められたりするようになった。
地球温暖化問題や地球環境規模で大切に考えるようになってきた現代こそ日本人の「もったいない」精神を生かすべきである。
木をふんだんに使った古民家は二酸化炭素削減に大きく貢献している。 簡単に壊してはいけません。
現代のハウスメーカーの仕様は、設備に関する仕様は常に最先端化しているようですが・・・ 木材は強制乾燥材を使い、自然素材など使用していない。
これでは環境に貢献するどころか人や家の寿命も危うい。
世界に比べ日本の住宅寿命は超短すぎ。 わずかに30年。 こんな国は世界のどこの国をみてもありません。
自然乾燥材の木材や自然素材を多く使った古民家から学ぶものは多い。
先人たちの知恵と技術を活かす事が住まいづくりには必要である。 それが日本の住まいの長寿命化に繋がる。
現代の住まいには常識であると思われていることで間違っていることがたくさんあるのが現実。
私たち作り手が住まい手に本当の事を教える、伝える事が使命である。