満開。
花見をするにしても昔の弁当箱に白いご飯にしんなりした海苔に、しょっぱめの卵焼きに赤いウィンナー。 こういう弁当が一番落ち着く。
とても懐かしい昭和の弁当って感じで好き。
お店を選ぶにも私は昭和のレトロな雰囲気の店が好き。 とんねるずの「きたな トラン」のような店がいい。 笑っちゃうような店ありますよね。
半分くらいの人は引くけど、半分くらいの人は入りたいと言う。 そんな店ほど絶品の味がある。
以前、お昼にそんな感じの店があったので入った。 「こんにちは~」って入ると誰もいないし２、３回呼んでも返事がない。
のれんも下がってるのにおかしいなぁ~って思いしばらくしてまた呼んだら目の前の小上がりの畳の席から「はい~」っておじちゃんがのそのそと起き上がった。
さすがに驚いたというより笑っちゃった。 寝てやがった。 あまりに近すぎて居たのがわからなかった。
おじちゃんかと思ってたら、よくよく見たらおばちゃんだった。 おばちゃんの風ぼうにまた笑っちゃった。
おばちゃんは何事もなかったかのように「どうする？」って聞くからもう終わっちゃったのかと思って「もうまずいですかね」って聞いたら
「うちのは美味いよ」って。 寝ぼけてんのか何なのか・・・ いきなり「どうするっ」って聞かれても。 入っちゃったから出るとも言えず座った。
座ったとたんに今度は「何にする」って。 まだ何があるのかわからないしメニューも見てないのに。
ドリフの「もしも・・・だったら」シリーズのような店だった。
さすがにそれっきり行ってないが、本当に美味かった。 おい~すっ！
伝統的日本の住宅というのは接客の為の空間を重要視しておりお客が家に来られた時にお通しする床の間のある和室が一番の部屋。
日本は畳の文化。 日本固有の文化である。 畳が敷き詰められた和室はいい。
畳にちゃぶ台に座布団。 落ち着きます。
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