みなさんおはようございます(^-^)
現代はデジタル化社会。 アナログのものはそのうち消えてなくなってしまうのでは・・・・・・・
そうなると人間が必要なくなって、すべてがロボットだけになるのかな。
人間は働き口がなくなって、犯罪とか多発しそ・・・・・・ そんな社会じゃ嫌だな。
安いものや、便利なもの、安い建物 時代も人も、本当にそれを望んでいるのか?
そういう時代や、そういう人って、淋しいね・・・・・
ドラマ「釣りバカ日誌」の社長のスーさんのセリフで「自分が手掛けるものを安売りするな」ってセリフが。 そういう気持ちが大事だとおもう。
ただ安いって何なの? 手間をしっかりかけられて、お金も、時間もばっちりかける。
そうでなくちゃいいものは出来ない。 プラモデルみたいなものや工業化製品のものばかりじゃ・・・・・・・
昔は、大工や職人たちが手間をかけ、日数をかけ、生きがいを感じながら仕事をしたもの。
スピードの時代、価格競争の時代の今、日本らしさも忘れ去られようとしている現代こそ、私は手間をかけ、時間をかけ、いい仕事をしていきたい。
世の中も、時代も・・・・・ 価値観が変わっても、人の心は、千年前と何ら変わりはないと想う。 これからの未来も、そうあり続けてほしい。
今日は風習の話を少し。
シロアリの発生原因は、温度、湿気、空気この3つの要素がある。 これは腐朽菌の発生と同じ。
昔、畳をあげる風習ってありましたよね。 床下を乾燥させる手段として畳をあげてました。
このように畳をあげて、外に立てかけて乾燥させました。 どこの家でも春と秋、年に2回。
この風習も、昭和56年以降はあまり見られなくなりました。
それは1981年(昭和56年)に、建築基準法の「新耐震基準」が出来た事で和室が極端に減りました。
要するに純和風の日本古来からのような間取りは無くなってしまったのです。
それまでは畳の下に新聞紙を引いて、いつ畳を上げたのかわかるように。 その風習も・・・・・・・ 今ではただ懐かしく想うだけに。
日本の建築基準法は、日本古来からの伝統や文化や風習も変えてしまったのです。
日本の気候風土にあっていたものまでを変えてしまう法律ってどうなんでしょうね・・・・・・
先人たちは、何もない時代に日本の気候や風土を理解していた。
先人から学ぶ知恵はたくさんある。 先人の知恵は、現代にも生かすことが出来る技術なんです。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^-^)