みんさんおはようございます(^O^)/
きのうは、長野県小布施町に。 まずは葛飾北斎が晩年に描いた鳳凰の天井絵がある岩松院に。
160年前に北斎が描き、修復を少しだけしたのはわずかに2回だけ。 今も尚、鮮やかな色が。
どこから見ても鳳凰の眼がにらんでいる。 鳥肌が立つほど素晴らしいもの。
その後、小布施の町並みを。 観光客で賑わっていました(^O^)
この小布施堂には、生の落雁(らくがん)が。 とても上品な味。
小布施町の人口はおよそ1万5000人あまり。 この小さな町に年間120万人もの観光客が訪れる。
この街の魅力はいったいなんだろう・・・・・
人を呼び込むって、新しいものを建てるのではなく、古いものを活用して新たに街の魅力をつくること。
実際に街を訪れてみて感じたことは、街が常に工事中という事。 じっくりと歳月をかけて街中で、まちづくりに取り組んでいる。
地元の資産家たちが、私利私欲にとらわれることなく、みんなが街を考えてしっかりと話し合いをしたんだと思う。
伝統や文化、歴史や情緒を感じる街ってやっぱりいいなぁ。 酒に酔いしれるように、街に酔いしれながら暮らしてるって感じ。
実際に小布施に行ってみれば、まちづくりの根源がわかると思って・・・・・
若い観光客が多い事に驚いた。 秋葉原じゃないのに何で・・・・・・ 若い女性や学生たちがホントに多い。
お年寄りが居ないんです・・・・・・ わずか何百メートルだけが文化的な情緒あふれる町並みがあるだけなのに。
若い人たちは何を求めてこの街に来るのか・・・・・
特に何がってものも特別は・・・・・ なのに年間に120万人もの観光客が。
私の地元の古河市の方がよっぽど交通の便がいいのに、なぜ小布施なの?
一度行っただけでは何もわからない。 何度も何度も、足を運んでじっくりと時間をかけないと、きっと根源はわからない。
地方を再生させるには、観光は不可欠。 観光やまちづくりに関わる人は、こういう街を何度も訪れた方がいい。
地域の活性化を本気でやる気があるなら、市民を代表するような人たちが協力し合って本気で取り組まなきゃ何も変わる事は出来ない。
私たちは、次に行くときの目的は明確になった。 それだけでも行った甲斐があったというもの。
現代は、価値観が多様化してるからこそ、より日本の伝統や文化が素晴らしいことに気づいてきたのかな。
今、若者たちが古材(KOZAI)、土壁、和紙、織物、伝統工芸などを活用し日本らしいものをデザインしている。
その地域の魅力を活用し、日本らしい魅力を伝える街にきっと魅力がある。
これからは、地方をデザイン化するのは、そういう感性を持つ若者である。 次世代を担う若者たちが地方を創るカギとなっていくのでは。
小布施からの帰りは、志賀草津高原ルートで、志賀、万座、軽井沢と、雪の壁を抜けて。
浅間山付近の峠を抜けるまで「火山活動監視中」って・・・・・ ルートを変更されてビクビクしながらワインディングロードを。
「第4回 古民家フォト甲子園」開催中! 写真は古河市指定有形文化財「茂田家」
地域に残る伝統や文化を中高生が世界中に発発信中!
中高生の皆さん、この連休に地域の伝統や文化を探して、どしどしサイトに投稿して下さい(^O^)
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)/