みなさんおはようございます(^O^)/ 連休はいかがお過ごしでしたか?
きのうは筑波山のふもとまで。 朝のうちは曇ってたけど、お昼前には少し夏空に。
きのうはお隣の境町では花火大会が。 境の花火のあとはお隣の小山市の花火大会。
そして、8月2日(土)は地元古河の花火が(^O^) 打ち上げ総数、大きさともに関東最大!
古河の花火は1時間半で2万発。 打ちっぱなし、上げっぱなしとはまさにこの事! 休む間もなく連発、連発また連発! 歓声もすごい! 来場者数は50万人を超える。
日本は畳の文化。 昔は畳をあげて外で天日干しに。 畳に付いたほこりやダニなどたたいて。
昔は畳屋さんがその家に行って畳の修理や表替えをしていた。
古河の街なかでも道に縁台を出して畳職人がわらを持ってきて修理をする光景が見られたけど今は、畳も工場で機械ですからね。
日本の建築の伝統構法は1300年も続いてきた。 しかし日本の敗戦で、アメリカによって法律がつくられた。
それが1950年(昭和25年)の日本初の建築基準法。
日本は伝統構法の真壁(しんかべ)づくりだったのに、アメリカによって大壁(おおかべ)づくりに。
柱が見える真壁づくりはメンテナンスがしやすい。 それに対して大壁づくりはメンテナンスは出来ない。 壊すしかない。
メンテナンス出来ない大壁づくりなんて、わかりやすく言えばボンネットの開かない車みたいなもの。 現代の家はそれと同じですよ。
昔は木材も自然乾燥材を。 しかし現代は強制乾燥材。 含水率を20%以下にする。
要するに木を殺してしまう。 強制乾燥材の木は死んでるからけずる事も出来ない。
木が死んでるから劣化する一方・・・・・
高温強制乾燥材から最近は低音強制乾燥とか言ってるけど、要するに一気に殺すか、じわじわと殺すかの違いだけ。
どちらにしてもこれでは現代の家は長持ちしません。 日本の住宅寿命が30年というのは世界でもそんな国はない。 日本だけ。
日本の建築基準法はこれまでに何回も変わっている。 大きく変わったのが1981年(昭和56年)の新耐震基準。
これによって日本家屋には和室が減った。 真壁づくりは余計減ってしまった。 畳の本床は、湿気も吸って住まいに効果をもたらしていた。
畳の下に新聞紙を入れていつ表替えをしたのがわかるように・・・・・ 懐かしい。
古民家を訪れると随所に日本家屋の良さがわかる。 土間や縁の下は突き固められ、土間から客間が上がっているのは風通しを良くするため。
土間が突き固められてるのは、シロアリに蟻道をつくらせない為でもある。
古民家のような伝統的建築は今の建築基準法にはあてはまらない。 なぜ古民家がいいのか? 数字やデータでは表せない。
それは私たちが決めたことでも何でもなくて、先人たちが決めたこと。 代々技術を継承してきたもの。 1300年も続いていたのに・・・・・
時代に逆行してるように思う方も多いでしょうが、古民家や伝統的建築がいい事は建築の本当のプロならわかるはず・・・・・
でも本当の事を知らないハウスメーカーや建築屋、大工が多い。
ユーザーは建築物よりも違う事ばかりを・・・・・ ユーザーも本当の事を知るべき。 建築の本当を知る事が住まいづくりには大事な事なんです。
システムキッチンがどうだとか、ユニットバス、床暖、ソーラーが、デザインとか、耐震は? とか根本が違いますよっ! エコ住宅? 全然エコなんかじゃないですよ!
環境にも人体にも・・・・・
フランスの建築基準法の書き出しは「我が国の建築は我が国の文化である」という始まり。 日本とはだいぶ違う・・・・
日本もそれに少しづつ気づき始めているのか・・・・・?
自民党が「地域創生」って言ってますね。 限界集落を再生させる。 それにはその町の文化を残しながら若者が住んでくれる街に。
古民家を継承することは、文化を継承する事や技術を継承する事に繋がる。 地域の産業もつくり出せる。 それが日本の文化。
綺麗な朝顔をみつけちゃった。
今日は、確実に梅雨が明けるようですね。 いよいよ夏が(^O^) それでは素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)/