みなさんおはようございます(^O^)/ 今日の古河市は小雨が。 天気が良ければ花見したいですけど。 古河は只今「桃まつり」期間中。
地方タウン誌「Wasse ワッセ 4月号」のヒューマン・トークに。 私たちの活動が取り上げられました。 是非ご覧になって下さい。
きのうは真壁に。 築170年の古民家がいよいよ4月5日(土)に上棟です。
お施主様も楽しみにしてくれてますが私たちも楽しみ。 この上に新たな小屋組みをのせる。
ダイナミックな床梁に新しい木材の土台を合わせる。
ここの古民家再生には土間の玄関ホールに薪ストーブを。 再利用できる木製建具は再利用。 壁は内部、外部とも漆喰仕上げに。
天井にはダイナミックな梁を表しに。 屋根は茅葺の屋根を撤去し、板金材の大屋根に。 軒の出を以前より更に深くし、日本の建築の特徴を出す。
古民家を継承していきます。 これが「再築」。 新しいものを新しい土地に建てるのではなく、いいものを長く大切に使う時代。
その家の想い出も、歴史も受け継がれていく。 日本の建築は日本の文化。
スクラップ&ビルドの時代は終わり、持続可能な循環型社会に。 「再築」の時代に。
ここにきて人々が古民家の良さを理解し、国も古民家を残していきましょうという動きに。 国が文化を残し、未来に繋げていこうと言う動きに。
国は「古民家特区」の政策を打ち出した。 これによってお店、旅館、福祉施設、オフィスなどどんなものにも古民家を活用できるようになる。
それによって誰もが癒される空間を得る事が出来るようになる。
現代の建築基準法では構造や防火の問題で自由に古民家を増改築出来なかったのが「古民家特区」が実現出来れば日本の文化を継承できる。
私たちは夢の実現の為に動き出した。 素敵な町並みを創りたい。 その町のささやかな日常がキラリと光ってる事に誰もが気づくようになる。
知らない町に行って、はじめての道、はじめての山、はじめての建物がきっと懐かしさを感じられるような、それが新しい日本の景色になる時は近い。
日本は日本らしく。 日本らしい文化を未来に繋げていきましょう。 すべては未来の子供たちの為に。
古民家は地震の時が心配だと思われてる方はたくさんいます。 古民家は実に耐震性に優れた建物。
古民家の「早稲田式動的耐震性能診断」をおこなえば古民家の長辺方向、短辺方向の強度がどうなのかは固有周期の振動係数で明確になる。
その結果に基づいて、補強箇所を決め、改修方法を決めていきます。
本来の伝統構法で建てられた日本の木造建築は丈夫に出来ているんです。 木は100年くらいかけて強度を増していくんです。
1300年前の世界最古の木造建築の法隆寺や身近にある古民家がそれを実証してくれています。
「早稲田式動的耐震診断」状況。 通常の図面上で判断する静的耐震診断とは違い、実際の現場に測定器を備え耐震診断が出来る。
古民家を所有されている方には「古民家鑑定」「早稲田式動的耐震性能診断」をお勧めします。
古民家を継承できる道は必ずみつかります。 私たちは古民家でのスローライフ実現のお手伝いをさせて頂きます。 お気軽にお問い合わせ下さい。
今日は「早稲田式動的耐震性能診断」を石岡にある古民家で実施する予定でしたが、現地が強風の為、延期致しました。 後日またブログでご紹介します。
午後からは水戸に向かい「古材鑑定」に。 今日もどんな古民家に出逢えるか楽しみ。
それでは素敵な休日をお過ごしください(^O^)/