今日は、暦で「大雪」の初日。今日から冬至前あたりまでを言うそうです。寒くなりました。
私は、「ふるさと」という曲が、昔から好きです。
祭りも近いと汽笛は呼ぶが~
洗いざらしのGパンひとつ
白い花咲く故郷が
日暮れりゃ恋しくなるばかり
日本の田舎には、村の運営がどうにもならないところがある。
このままでは、やがて日本は、街だけしか残らないかもしれません。それでいいのだろうか。
地方では高齢化が進み、都会へ出た若者はふるさとを顧みない。
どこかに社会的な欠陥があったんでしょう。
これは自然環境の問題とも関係してくると思う。
山が荒れるのが大問題。
日本の風景というのは手入れをしていたから美しく保れた。山から木材を伐りだすこともなくなった。
人が住めば景観の保全はできるのに、人が住まなくなった。 山は手入れをいていれば山崩れなどの災害もなくなる。
日本の国土はどうなるのか心配。
田舎から出てきた人が田舎に何を返すかと言うと、「日本の良き伝統」だったはず。
だから「故郷に錦を飾る」と言った。
お寺や神社に寄贈したり、小学校に寄付したりした。 田舎に帰らなくてもそういうつながりを持っていた。
そして現在よりはるかに交通の便が悪い時代でも盆暮れは必ず帰省した。
そういうつながりや絆が薄らいだ事で日本の国全体がガタッと崩れ出した事は事実でしょう。
国のグランドデザインがしっかりと出来てないうちに近代化が進みすぎたのでしょう。
踏みとどまって振り返る必要があるし、日本全体が田舎に眼差しを向ける必要があると思います。