今日も秋晴れ。
きのうは築200年の古民家の「古材鑑定」に。 ご夫婦が笑顔でお出迎えしてくれました(^O^) ご主人が7代目だそうです。
築200年の風格を感じられる。
茅葺屋根に板金材を。 玄関ホールの燻された梁や柱、小屋裏の状態もとても良い。 200年間、大切に受け継がれてきた。
雨漏りやシロアリ被害もない。 改修を行なえばまだまだ継承していける素敵な古民家。
先日「第2回 古民家フォト甲子園」の受賞作品が発表になりました。 www.kominkaphoto.com/
茨城県から投稿してくださった高校生も受賞しました(^O^)/ おめでとうございます♫
投稿してくださった作品は、10月12日(土)、13日(日)に古河市の広域運動公園で行われます「関東ド・マンナカ祭り」の古民家再生協会のブースに於いて展示させて頂きます。
作品を投稿して頂いた高校生の皆さん、そして投票に参加してくださった皆さんに改めて感謝申し上げます。 ありがとうございました。
日本が戦争に負けて、GHQに占領された時、日本の文化財級の建物はアメリカ仕様の建築に改装されてしまった。
特に内部の壁の仕上げは、ほぼ塗装で塗られた。 感覚の違いですかね。 歴史を重ねた素敵な建築物が大変な事に。
日本の建物は、和紙や漆喰、土壁など手間をかけた仕上げ。 GHQはその壁の上に塗装をしてしまった。
そのようにされてしまった建物は戦後、日本の素晴らしい技術を持つ職人によって再びもとの姿に改修された。
木肌をそのままに出す、土壁や漆喰や和紙など、自然素材をそのままに美しくみせるのが日本の建築。
古民家再生の中で大事にしたいのは、燻された梁や柱をそのままに表す。 これが癒しの空間になる。
日本古来の天然顔料の「ベンガラ」から創り出す美しい日本の色。 日本の風景に似合う落ち着いた色。
木の呼吸をさまたげず、木の温もりを素肌に伝える。 塗る人と住む人の健康に配慮。
先日このような塗料が販売になった。 古民家再生をより素敵な仕上がりにみせる事が出来る。
塗料は二種類。 名称は、艶古(TSUYAKO)と想色(OMOIRO)。
今日も一日頑張ります(^O^)/