先日、NHK番組の「歴史秘話ヒストリア」をビデオに撮ったので楽しく観ました(^O^)

ご存知の出雲大社。 読んで字のごとく大きなお社である。

出雲大社は縁結びの神様として人気が高く、若い女性や恋人どおしをはじめ、多くの観光客が訪れる神社。

 

ここの主祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)。

縁結びばかりクローズアップされる大国主命だが、この神様は農業、医術、産業などさまざまなジャンルに力をもっている。

日本神話において日本が誕生していく過程でもひときわ大きな役割を担っている。

なにしろ最高神である天照大神(あまてらすおおみかみ)にこの国を譲ったのが大国主命。

このとき国を譲るかわりに大国主命は巨大なお屋敷を要求している。

そうして建てられたのが出雲大社だと伝えられている。

 

旧暦の10月のことを「神無月」かんなづきと呼ぶがこれは10月に諸国の神々が出かけて地元を留守にするという言い伝えからついた名だそうです。

神様たちが出かける先は出雲。

 

ここで神様は男女の縁結びや家族の縁、友人の縁、仕事の縁などについて話し合っていると言われている。

出雲地方は神無月の呼び方を神々が集結する場所ということで「神在月」かみありづきと呼ぶ。

 

出雲の人々は、何どきも出雲大社の方角に手をあわせ感謝している。神々が自然の中にしみついている。

出雲大社はまさに神々が集うにふさわしい大社である。