おはようございます。
福井県勝山市『平泉寺』(苔寺)
これからの時季はもっと苔が美しくなるんでしょうね。
古民家は空き家が多いです。
特に地方では古民家空き家が多くなります。
地方では、公共交通機関や医療・福祉サービスの利便性が低い為若い世代が都市部へ移住し、地方に残る人口が減少・高齢化することで、家を継ぐ人がいなくなっています。
そして、所有者が亡くなった後、空き家のまま放置されることが多くなります。
特に古民家の維持・修繕には多額の費用がかかり、古民家は断熱性や耐震性が低く、間取りも現代のニーズに合わないことなど現代の生活様式に合わせた改修も必要となるため、負担が大きい為そのままになるケースが多くなっています。
空き家はすぐに住める状態の家ばかりではありません。
老朽化して改修費用が掛かったり、所有者不明、相続問題が未解決など様々な理由があります。
また、思い出があるから手放せないなどの感情的な理由がある場合があります。
空き家課題解決のためには多面的なアプローチが必要であり、リノベーション支援、DIY型活用、地域の空き家利活用モデル創出など所有者への啓発と伴走支援をしていかなきゃなりません。
その課題解決には「移住促進だけ」では解決は難しく「その活用」が鍵となります。
これを自治体だけに求めるのは酷であり、官民連携が必要になります。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆