おはようございます。
先日、親戚のおじさんに教えて頂いた話。
お隣の町、埼玉県北川辺(現:加須市)あたりは昔は台風のたびに水害にみまわれたそうです。
昭和22年のカスリーン台風のときの被害は甚大だったそうです。
大昔から度重なる被害を経験し、先人たちは石垣を積んで高台にしそこに住まいを建てるようになったそうです。
また食料なども水害にあわないように「水塚(みつか)」という備蓄用の蔵も造ったそうです。
水塚は伝統構法で建てられ壁も漆喰で造られたもの。
今も何軒かそういう建物が残っています。
近々、現存する建物を見に行きたいと思います。
まさに『先人の知恵』なんだと思います。
他にも興味深い話をききました。
この辺りは昔は川魚が豊富にとれ、まさしく『川魚の文化』でした。
今もそのなごりはありますが、昔は小川でフナや鰻、雷魚などたくさんとれたそうです。
そのため、甘露煮は一般の家庭でも作られるのは当たり前だったそうです。
甘露煮は魚に串をさし、棒状の筒にその串をさして魚がカラカラになるまで天日干しに。
それを砂糖と醤油のタレに付けて煮るそうです。
それが格別の味だったそうです。
他にも昔は川は綺麗な水だったので、ヒシ(菱)というものが採れたそうです。
これが栗みたいで美味しいそうです。
今ではこういうものも環境が変わって、このあたりでもそういうものを見かけなくなりました。
昔の話を教えていただくのはとても新鮮な気持ちになります。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆