おはようございます。
もうすぐ『大寒』ですね。
今が一年で最も寒い時季なんでしょうね。
昔は「寒餅」といって桶に冷たい水を入れてお餅や野菜をつけておいて貯蔵していました。
そうしておくと餅も野菜もふんわりと柔らくなって美味しく食べられるから。
昔の人たちの知恵ですよね。
古民家には『先人の知恵』がたくさんあります。
古民家には囲炉裏があって冬は家族団らんの場所でもありました。
古民家は火は室内に入れても水は外でした。
お風呂、台所、トイレはすべて外に。
火はかやぶき屋根の防虫効果もありますが、水は湿気をよんで建物に良くないことを知っていたから。
古民家に使われている木材(自然乾燥材)も土壁や漆喰、紙(障子)、草(畳)など環境にいいものだけを使っていました。
軒の出が深いのも夏の日差しを遮り、冬の陽の光を室内の奥まで入れる工夫がされています。
古民家の構造も地震大国にあった構法(伝統構法)を使用。
※伝統構法とは石の上に柱がのってるだけで、地震の外力に逆らわないで大きく揺らして外力を逃がす)
古民家を訪れると「先人の知恵」は細かいところまで工夫され現代に生きる私たちも見直さなければいけないものばかりだとつくづく感じます。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆