おはようございます。
井上幸一氏のメルマガを引用。
「物価の優等生豆腐」
輸入大豆の価格・電気・ガス代や物流費、プラスチック製が多い容器代など豆腐づくりのコスト増と価格転嫁の難しさから、パック豆腐などを生産する「豆腐店」の倒産・廃業が増えています。
「特売品」の目玉として小売業者からの値下げ圧力は高く、安価なPB豆腐製品や、大手メーカーによる安価な大量生産品など価格競争が厳しく豆腐店の損益は約半数が「赤字」だそうです。
人口の減少からくる市場の縮小による経営環境の悪化に、後継者難。
住宅建設業界にもその波は近づいています。
住宅建設業界はそもそも大手10社を合わせての市場シェア率は26%。
地域密着の中小規模の大工さん・工務店さんの多い業界です。
反面、都市部を中心に業績を伸ばしているのがパワービルダーと呼ばれる業者です。
新設住宅に占める分譲住宅の割合の上昇しています。
パワービルダーは、プレカットの建材や規格品の設備を用い、規格化された低価格住宅を大量生産・大量販売するというビジネスモデルで事業を展開しています。
「建築基準法の改正」や仕入れ価格・人件費の高騰。
新設住宅着工戸数減少とパワービルダーの台頭により住宅建設業界は競争が激化していくので地域中小住宅建設業界の倒産・廃業が増えていきます。
トラックが得意の「いすゞ」は普通免許で乗れるトラックを開発して、次は「プロでない人が使える重機」の開発を目指しています。
時代を逆手に取れば「チャンスかも」しれません。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)