おはようございます。
上の先輩がいなくなれば『自分がやらなければ』と責任感が芽生えます。
任せて安心だと言われたら、つまらない仕事をするつもりにはなりません。
若い人はそこで精いっぱいの仕事をします。
「組織はひとを育てる」ことが一番大事な使命なのだと思います。
【地位が人をつくり、環境が人を育てる】
私の場合は、地方ゼネコンの修行を終え、親父の会社に入社した時に、親父から「俺は26歳で創業して社長だったんだから、おまえはその歳をとっくに超えてるんだから、おまえだって出来る。会社のことももちろん、業界のことも地域のことも、みんなおまえがやれよな」って・・・・・
私は「親父が元気なんだから親父がまだまだやってよ。特に業界のことは俺なんかより親父じゃないと」って。
でも親父は「俺は明日から事務所には行かないから、おまえがやれよ。業界のことは早く業界の連中と親しくなるのが大事だ! 仕事のことは、どこかでお客様に会ったときに、どこの人やどこの会社に今、お世話になってるのかわからないじゃあいさつも出来ないから、そういうことだけは報告しなさい。あとはおまえに任せる!」って。
親父はその日から本当に事務所にも来なくなり、現場まわりも、会合もすべて私がやるようになりました。
それから10年以上経ってから思ったのは、若いうちに親父がそうしてくれたことで今の自分があるとつくづく思いました。
心から感謝しています。
今の私の役目は若い人たちをさらに成長させ、すべてのことを任せられるように育てることだと思います。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆