おはようございます。
井上幸一氏のメルマガを引用。
職人の世界は「後継者は育ち難い」と言われます。
それは「厳しい修行が原因」ではないのだとと思います。
厳しい修行を経て、有能な職人になる人は大勢います。
主な原因は雇用条件が十分に整備されていない、小規模な事業所であることが多く、若者が集まりにくくなっています。
未だに「日給月給」もありますから。
雇用形態、若者の労働観が変化したことによって、それは人材不足はです。
職人の世界で「月給制」や「有給休暇」が必要か?
私はそうは思いません。では必要なことは何か?
それは【夢】なのだと思います。
「プロの世界」というのは厳しいのは当たり前です。
技術のいる職種は下積みの期間が長く、一人前になるまで時間が掛かるのは当然です。
それは若者もわかります。親方の背中をみて、親方のようになりたい!
「大きな収入」の可能性もあります。
職人を育てる会社は「小さい」のですから、ランチェスターの弱者の戦略をとればいいです。
「手間をかけて、本物にこだわる」のだと思います。
企業自身が「コスト削減」で利益を出す時代から「付加価値を付けて」利益を出す時代に変わったのですから、職人さんを前面に出して(光らせて)の企業成長させることも出来ます。
【夢】は「お金」だけではありません。「やりがい」だけでもありません。
その両方が揃えることで、職人の世界の未来は明るいのではないか?
未来に【夢】を与えられるのか?だと思います。
自治体・企業も「時代を受け入れること」で成長があるのだと思います。
それは「変えないこと」より勇気がいることです。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)