おはようございます。
ゴールデンウィークに入りますので田植えが本格的に。
アンケート調査によると、今年のゴールデンウィークは円安の影響もあり海外へいく人は少なく、国内で過ごす人が多いようです。
また、そのほとんどのかたが家、または近場で過ごすと答えているみたいです。
なんかコロナの時みたいですよね 笑
井上幸一氏のメルマガを引用。
様々な国の示す資料・報道されることに「意図」があることが多い気がしてきました。
ちゃんと深読みせねば振り回されてしまいます。
5年前、平成31年4月26日に平成30年住宅・土地統計調査では全国の空き家数はおよそ846万戸(前回調査では約820万戸)
全住宅に占める空き家の割合(空き家率)は13.55%。
間も無く令和5年度の調査結果が発表されるはずです。
空き家は団塊の世代といわれる昭和22(1947)年~24(1949)年に生まれた人(現在80歳くらいの人)出生数で約806万人が亡くなると一気に空き家は増えることが予測されます。
2050年には空き家の数は2000万棟に近づくと言われています。
その課題解決をするのは・・・「コンビニ」「郵便局」?
神社仏閣は全国に15万8000カ所以上あるのですから、昔から日本の地域の中心であった「お寺」「神社」がその任を担えばいいのではないか・・・・・
お寺を取り巻く環境は近年、大変厳しくなっています。
それが檀家制度の崩壊です。
檀家制度は江戸時代の徳川幕府の政策でキリスト教を弾圧するために、1635年にはじまりました。
人々は信仰の有無にかかわらず、家単位で強制的に寺院の信者にさせらました。
檀家制度における寺院の主な役割は、結婚や就職、転居などをする際に、キリスト教の信者ではなく仏教徒であることを証明する寺請証文を発行することでした。
檀家制度のおかげで寺院は教化活動をしなくても一定の信者を確保することができました。
檀家制度は江戸幕府の崩壊とともに廃止されていますが、まだそれはなんとか残っていましたが人口減少、少子高齢化、核家族化、お寺の老朽化などに加えコロナウィルスにより、法事の減少などでますます厳しさが増しました。
「時代の流れや不可抗力でどうにもならない」
お寺という法人税が免税されています。
これはあくまでも法人に対してで、住職自身の収入には所得税も地方税もかかります。
お寺を経営する上で、やっていける檀家数(損益分岐点)は300件以上といわれています。
多くのお寺が採算割れを起こしていることが予想され実際に、住職が居ない寺院や維持できなくて廃寺となる例も増えて来ています。
寺院の収入は、檀家の年会費である護持会費(相場は1~2万円/年)と葬儀や法事に際してのお布施です。
300件の檀家がある寺院でこれらの収入は1200万円程度のようです。
これは宗教法人という法人の売上です!
総収入から、維持費や電気代、花代などなど一般企業と同じように経費として引かれます。
最後に残った分が住職の収入となります。
大体手取り400万円程度になるそうです。
世帯年収が400万円となります。
300件の檀家を要しても世帯年収が400万円でということになります。
幼稚園経営など住職が副業をしているケースもこういった背景が起因しています。
これだけ、経営が苦しいとなると、跡を継ぐのも、継がせるのも難しく、後継者不足に拍車がかかってしまいます。
普通にお寺を運営するだけでも大変なのに、老朽化した建物を修繕したりする資金を捻出することはできません。
開かれたお寺にしていく・・・。
両親が共働きの場合、学校帰りの子供を預かり、宿題を教えたり、ゲームを一緒に遊んだり、とにかく面倒見がよく、子供が大好きな住職もいます。
現代の寺子屋です。
儀式以外でも定期的にヨガ教室、座禅体験、写経体験、バーベキュー大会など・・・
イベントを開催しているところも多く地域貢献をされている住職も多いです。
またフェイスブックやインスタグラムといったSNSを毎日投稿している住職もいます。
内容は仏教にまつわるお話しなど固いものから、日々の軽いものまで。
法要などをインスタライブなど動画配信したり、般若心経をわかりやすく現代語にしているユーチューバー住職もいます。
https://www.youtube.com/watch?v=wrOFAolBCWI
身近だけど「意外と知られていないコト」をお話しさせて頂きました。
【ぼーっと生きてんじゃねーよ】(チコちゃんに叱られる!)
日常生活で目的なく過ごしたり、自分の人生に対して何も考えずにぼんやり生きていてはだめ!ですね。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆