おはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガを引用。

「歴史」を紐解くと「未来が見えることがある」

 

1997年に京都市で開かれたCOP3=京都議定書。

各国が二酸化炭素などの温室効果ガスを将来どのくらい削減するかが決められました。

その取り組みは「未来へ子ども達の為に必要な取り組み」とされました。

 

しかし、アメリカ大統領選で政権がクリントン政権(民主党)からブッシュ氏(共和党)に代わり、国際的な約束からアメリカが離脱し、中国はそもそも参加する意思はなく、京都議定書の約束は形だけのモノになりました。

日本も脱炭素に関して、アメリカに追随してあまり熱心に取り組まなかったと思います。

 

日本は10年遅れて2008年環境問題に熱心な福田康夫氏が総理になり、環境省は「J-VER制度」という取り組みをスタートし https://japancredit.go.jp/jver/国・自治体・企業はそれに取り組んでいました。

 

その後、民主党政権になり、一旦それまでの取り組みは消えています。

2015年COP21=パリ協定で「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をする」

全世界で共通する国際的な取り組みを決めました。

アメリカの大統領がオバマ氏(民主党)の時です。

 

日本では総理大臣が安倍晋三氏の時はあまり進まなかったのですが、2020年菅義偉氏が総理大臣になって所信表明演説で「2050年までに温室効果ガス排出ゼロを目指す」と宣言。

環境への取り組みは大きく進み「Jクレジット」が本格的にスタートすることになりました。

https://www.nomura.co.jp/el_borde/view/0047/

 

本来はコロコロ代わってはいけないはずの環境政策は、EU=ヨーロッパは積極的に取り組み、中国は一貫して取り組まず、アメリカ、それに追随する日本は政治(政権)次第で「環境の取り組みは」左右されるのです。

(官僚・環境省の職員さんも大変なことかと思います)

 

今年はアメリカ大統領選挙(民主党のバイデン大統領(81)が高齢過ぎて2期目を務められないとの回答が86%に達し、共和党トランプ氏(77歳)が優利と言われています)が行われます。

日本の政権(岸田政権)も安定はしていません。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^_-)-☆