みなさんおはようございます。
木は伐ってから、およそ100年後くらいが一番強度が強いんです。
それからじわじわと700年、800年かけて弱くなっていきます。
現代の日本の住宅寿命はわずかに30年。
アメリカは103年、イギリスは141年と住宅寿命が長いのに対し、日本の住宅寿命は世界でも類をみない短さです。
木が円熟期を迎える遥か前に、解体廃棄してるということがわかります。
現代の住まいは、自然乾燥材ではなく強制乾燥材(KD材)を使用してるので家は長持ちしません。
それに対し、古民家は自然乾燥材(AD材)を使用しています。
自然乾燥材は、写真のように赤身(芯材)が大きく、白太(辺材)は少ないんです。
それに対し、強制乾燥材(KD材)は白太が多く、赤身が小さい。
白太の部分はシロアリが大好物なので、強制乾燥材は白太が多いということはシロアリ被害を受けるということです。
自然乾燥材(AD材)は赤身が大きく芯がしっかりしてるいから家が長持ちするんです。
古民家は丈夫で長持ちするということです。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)