みなさんおはようございます。
「古民家再生」と「移築再生」は、どちらも大工育成、職人の育成に繋がります。
現代の住宅やアパートなどを造る大工の技術と、古民家再生をする大工の技術は違います。
古民家再生は、「高くつくとか、耐震性が悪いとか、暗い、寒い」などと言う大工さんも多いです。
要するに「めんどくさい」からです。
移築再生も同じように言われます。
ただめんどくさい、手間がかかるからだと思います。
現代の住宅はプレカットという工場加工で木材を加工し、それを現場で組み立てます。
本当の大工さんは、自分で墨付けをし、手刻みで加工します。
ここが大きな違いであり、技術の大きな差でもあります。
木材を加工する「刻み」の技術と、上棟してからの技術は違います。
「刻み」が肝心で、難しいんです。
「普請(ふしん)」という言葉があります。
一般的に土木や建築など地域社会を良くし、地域社会を維持していく仕事のことです。
今、地方に人が流れ始めてきました。
これはチャンスです。
国が交付金も出してくれています。
大工育成、職人の育成で、我々にも地方を元気にすることが出来るのでは。
ウィズコロナ、アフターコロナの時代になり、チャンスがやってきたように思います。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)