みなさんおはようございます。
井上幸一氏のメルマガから引用。
コロナの影響で売り上げが落ち込み資金、資金繰りを賄うための銀行借り入れが膨らんでいる企業が多いです・・・
多くの業界で起こっていることですが、人手不足も加わって建設業界の倒産予測は約2万6000社と発表されています。
帝国データバンクが2022年1月31日に発表した建設業界動向調査によると、21年に倒産した企業では売上高が前期から平均で約26%減少。
有利子負債月商倍率は平均で5.87倍に達していました。
(5倍を超えると、有利子負債の返済が難しいと言われます)
建設業界で「減収26%以上」「有利子負債月商倍率5.87倍以上」
両方の要件を満たす「破綻リスク先」は、業界の5.7%に当たる約2万6000社なんだそうです。
20社に1社は危ない状況です。
技術者や技能者の高齢化で退職者が増える一方、高卒・大卒などの就業者数は年々減少しています。
建設業の就業者数は482万人前年比で10万人減です。
就業者の減少は労務費などコストの上昇を招き利益を圧迫しています。
今後「人手不足倒産」が増える可能性があります。
未来を見据えた時には「専門職・職人の育成」「受注・付加価値の拡大」をしていかなければなりませんが、いずれも難しい企業が多いことも現実です。
私は小さな企業は「個々の企業でなくチームとして勝ち残る」ことが大事ではないか?と思っています。
特に建築業界では「相互依存のチーム」ではなく「理念共有した普請のチーム」になってくると思います。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)