みなさんおはようございます。
現代の住宅と古民家の違いについて。
現代の住宅は「在来工法」という簡単に言えばアメリカのツーバイフォー工法のような家。
それに対し古民家は「伝統構法」という戦後まで1300年以上も継承されてきた構法。
1300年以上は世界最古の木造建築「法隆寺」が建てられた時代。
法隆寺はまさに伝統構法で建てられています。
日本各地にある五重塔、三重塔が倒壊したという歴史はありません。
もちろん伝統構法で建てられた古民家も同じく長寿命で丈夫だということがわかります。
日本は昭和25年(1950年)に建築基準法が制定。
これもアメリカによって作られたような法律。
全てアメリカが儲かるような仕組みに。
地震に対しては現代は耐震的な考え。
古民家は免振的な考えです。
簡単に言うと「耐震的」とは地震の外力と真っ向勝負する考え。
「免振的」とは地震の外力と上手く付き合う考え。
古民家は揺らして構造を持たせ、復元力でもとに戻る構造になっています。
現代の家の寿命はおよそ30年。
それに対し、古民家の耐久性は非常に高く長寿命化の住宅です。
古民家をそのまま現代の生活の中で使うには不具合も多いです。
逆に、現代の住宅よりも優れているところも多いです。
古民家に使われている知恵を活かし、現代の生活でも十分活用できるところを取り入れることが必要だと思います。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)