みなさんおはようございます。

 

 

井上幸一氏のメルマガから引用。

日本人の経営者には完璧さが求められてきました。

失敗は「許されない」とされてきました。

 

しかし完璧には時間がかかります。

今の時代情報の速度は速くなり、分析や対策に時間をかけていては間に合いません。

 

これが「日本のワクチン開発が遅れた理由」と言われています。

アメリカは「失敗してもチャレンジすること」を文化として、宇宙開発・医学・経済・・・・世界を引っ張っています。

 

だれもが納得する確立された正解よりも、誰もが思いつかないうちに正解ではないかと思われるものにトライして、失敗してもコツコツ迅速に対応することの方が重要視される時代です。

つまりそれは「失敗を視野に入れた対応」という行動です。

最初から正解を求めようとすれば、他人がつくった正解の公式を利用するしかありません。

 

昔は「大手が勝つ」と言われましたが、新しい何かにいち早く挑戦し、暗中模索して正解していく。

コミュニケーションアプリ「LINE」は、東日本大震災のときに被災地では、電話はつながりにくく、ネットはつながることが多かったため「ネット回線経由で通話ができるアプリがあれば」と考えたそうです。

 

この時点で彼らは「メールをやりとりするとき、いちいち文章を打ち込むのが面倒だから『スタンプ』機能も持たせたい」

とさまざまな計画を練っていたそうですが、それを後回しにして、まずは通話中心のアプリを開発し、スタンプが人気になると「スタンプショップ」を立ち上げました。

 

数学の応用問題の計算が苦手な子は、途中でうすうす『この方法では正解を出せない』と気付いても、その方法に固執します。

しかし計算が速い子は、途中まで進めても『おかしいな』と思ったら別の方法ですぐに一からやり直すそうです。

 

事業も同じです!

楽天の三木谷社長は「行動するために考えるのでなく、考えるために行動する方が大事」と言っています。

行動によって情報を収集しながら考え、先に進んでいく・・・【考動】

完璧を求め、失敗を恐れ、動かずにいると、逆にリスクとなるようです。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)