みなさんおはようございます。
井上幸一氏のメルマガから引用。
約7年8カ月続いた第2次安倍政権は「地方創生」を掲げ「東京1極集中の是正」を目指しましたが、その目標は達成されませんでした。
年間約1兆円を超える「地方創生総合戦略策定」予算の多くが、東京を主体とするコンサルタントに流れ、人口減少局面でも「女性・若者・移住・Iターン・Uターン」とあり得ない人口目標を掲げる「コピペの総合戦略」が描かれました。
高齢化率が高まった今、人口回復が可能なタイミングは過ぎていると思います。
今さら人口回復のために「仕事の少ない地方で、産めよ、増やせよ」といって不可能です。
人口が回復したところで過去の社会制度、経済モデルを続けることは不可能でだと思います。
地方から東京に転出する男女の6~7割は、20代前半に集中しています。
そして女性のほうが多く東京へ転入しています。
コロナ禍により東京から地方へ人が移動していますが東京から地方に移住しているのは40代以降が中心です。
特に60歳過ぎが多いそうです。
多数ある地方から「女性・若者にこの地方」を選んでもらうためには、それだけの夢・魅力がなければなりません。
前年と同じ予算消化ばかりしている自治体では、都市から地方への流れができたとしても「行きたい場所」として選ばれません。
熱い想いの民間が挑戦できる自治体こそが大事で、民間の若者や女性がプロジェクトの中心人物として活躍できる地方です。
今年は多くの予算が民間に降りてきました。
今年9割控除になった「企業版ふるさと納税(地域再生計画)」など積極的活用はチャンスです。
・それを空き家(古民家再生)に使えるか?
・自分たちの地方の未来に向けた動きを進められるか?
勇気ある地域への向き合い方が、地域の未来を分けていきます。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(*^^*)