おはようございます。 今週も忙しい一週間が始まりました。

目先の事ばかり考えていては駄目ですよね。 私は「ゆっくりと少しづつ、そして急いで生きる」そんな事を想いながら過ごしているような気がします。

 

古民家は日本の気候風土に合わせて夏の高温多湿の気候を快適にするために工夫が施されており、冬は寒さに震えなければならない仕組みになっている。

しかしこの古民家こそが日本の住文化の基本であり、日本人の考えの原点である。

昔はは木材が貴重品であり家を建て替える際は何度も使いまわしされた。

日本人のものを大切にする精神があり、開放的な間取りは地域のコミュニティーを重視し、ご近所付き合いも活発で地域ぐるみで子供の躾や教育を行なった。

また四季折々の伝統的な行事は代々受け継がれ、その積み重ねが文化となった。

自然のまえには無力だった昔のの生活は逆に自然との一体感を生み、八百万の神としてまわりの全てに感謝するという日本人の精神性を育んだ。

 

そういう文化を高度経済成長期に忘れ日本の住宅寿命が30年という、住宅すら使い捨てのスラップ&ビルドという流れになってしまった。

少子高齢化社会を向かえるこれからは住まいも文化的な成熟が必要だと思う。

 

私たちは日本古来の技術と文化を未来の子供たちの為に引き継ぐ使命があります。

「第2回 古民家フォト甲子園」 www.kominkaphoto.com/