みなさんおはようございます(^◇^)

 

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新しい年を迎え、三が日はあちこちの神社やお寺に大勢の初詣客が。

新春行事などがおこなわれ、子供たちの歓声があがった。

初売りのお店では、買い物客が福袋を求めて長い列をつくる。

正月は、日本の伝統や文化、信仰心を感じる。

 

昔は、建築においても日本の伝統や文化が感じられた。 それは上棟の日に。

棟に祝いの旗があがる。  近所で話を聞いて集まる人だかり。

屋根の上では施主や棟梁(とうりょう)や頭(かしら)や職人たちが祝いの盃をかわす。

 

そして、いざ 餅まき!

餅やみかん、カッパえびせん、ポテトチップ、インスタントラーメンやお茶菓子の数々、小銭もまかれた。

 

餅まきのあとは、新築の香りの中で乾杯し、酒を呑む。 お祝いムード満点。

母親や親戚のおばさん、近所のおばさんたちも手伝いに来てくれ、酒盛りは大賑わい。

新しい家の上棟を皆が喜んだ。 そして酒盛りは何時間も続く。

 

締めは、棟梁や頭が音頭をとり職人たちの 「木遣り(きやり)」 の唄が響く。

昔から日本に伝わる建てまえ、餅まきの風習は、現代では本当に少ない。

 

私の地元では、「天長地久」てんちょうちきゅう と書いたものを棟木にしばりつける。

天に長く、地に久しく。  いつまでもお家(おいえ)の繁栄を願ったもの。

 

私は子供の頃から父をみて、家をつくる、建物を建てる仕事を夢に抱いていた。

その夢が実現し、日本の文化の建築に携われる事に日々感謝しています。

 

それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)