みなさんおはようございます(^◇^)
うちの会社は創業56年目。 親父は26歳で創業以来、時代の流れにのって順調に会社を伸ばしたんだと思う。
私が物心ついた時には、すでに親父は家にはほとんどいない。
だから遊んでもらった記憶もない。 今の子供たちのように日曜だから家族サービスなんてそんなのは全くなし。
でも家族のために懸命に生き抜いてきた気がする。
私が家業に入ることになって地元に戻った時、親父が「これからはお前が会社をやれよな!」って・・・・・・
「嫌だよ! 親父が元気なうちは親父が社長だよ!」って言ったら「俺は26からやってんだから、お前だって出来ないはずはない」って。
平然と言われた・・・・・・ それからは親父は本当に事務所には顔を出さなくなったし、呑みにも行かなくなった・・・・
お客様の応対も、業界の集まりも、どんな集まりも、全て俺に・・・・・あれだけ365日毎日出てた人がって・・・・・
ある意味すごい。 せがれの俺が言うのもおかしいけど。 でもたぶん、親父にもお袋にも、かなり心労をかけたと思う。
私がいつも思うのは、商売って接客が大事だから年齢が大きく関係してくると思う。
自分が50だから、自分より15歳上の65歳、下は15歳下の35歳。 これくらいじゃないとお互いに話も難しいのでは。
65歳で定年て、わかる気がする・・・・・ 商売の幅って重要ですね。
スポーツ選手に定年てないと思うけど、体力的なことが引退の理由ですよね。
スポーツ選手が、いさぎよく引退するみたいに、企業人にも引き際って大事だと思う。
親父があとで俺に言ったのは「会社は色が大事なんだ、おまえの色を出していいんだよ」って。 その言葉が俺には響いた。
俺への想いやりというか・・・
たぶん親父は「土台は俺が作ったから、あとはおまえが会社を伸ばしてくれるのを見たい」って俺に言ってくれたような。
親父は、引き際を自然と俺に教えてくれたんだとおもう。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^◇^)