みなさんおはようございます(^.^)
日本の文化を、法律でしばってはダメ。
お祭りで神輿をぶつけ合って、けが人が出ても、喧嘩をしても、警察も機動隊も、それを止めたりはしませんよね。
日本の伝統や文化には、警察も機動隊も入れない。 それが文化。 建築もそれと同じ。
建築基準法でがんじがらめに法律にしばられたら、いいものも作れないし、いいものを継承していけない。
日本の住宅産業を繁栄させたのは、ハウスメーカーと言っても過言ではない。
日本の伝統的建築の歴史はおよそ1300年。 それが敗戦によってアメリカに伝統的建築の文化までも無く去られてしまった。
昭和25年に制定された日本の建築基準法は、アメリカがつくったようなもの。 いわゆるツーバーフォーと同じ。 それを在来工法と呼んでいる。
伝統的建築の歴史が1300年に対し、現代の在来工法は、たったの65年。
たったの65年で日本の住まいは、在来工法に支配された。
日本の伝統工法は真壁づくり。 これに対し、在来工法は大壁づくり。 もちろんハウスメーカーのものは大壁づくりばかり。
それが間違ってるとは言いませんが・・・・・
消費者は「良くみてるなぁ~」って思うこともある。
「食」に関しては、お米は日本米を選ぶ。 アメリカのカルフォルニア産なんて選びませんよね。
住まいについても消費者に正しい事、本当の事をきちんと教えてあげる事で、消費者に正しい選択をしてもらうことが大事だと思う。
すべてを古民家のような建物にって言ってるわけじゃない。
ただそろそろ日本の伝統的建築や建築全般を見直してもいい時季じゃないかと思う。
「古民家」や「古材」、「再築」なんて言葉もなかった。 今は誰もがこれらの言葉を、当たり前のように使っている。
時代は必ず変わる。 いつの時代も、時代は創るもの。 誰かがやらなければ何も変わらない。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)/