みなさんおはようございます(^-^)
古民家こそ日本の住文化の基本であり、日本人の考え方の原点。
昔は、柱など木材は貴重品であり、家を建て替えする際は何度も使いまわしされていた。
そこには、ものを大事にする精神があり、開放的な間取りは近隣のコミュニティを重視し、ご近所付き合いも活発で地域ぐるみで、子供のしつけや教育もおこなっていた。
四季折々の伝統的な行事は代々受け継がれ、その積み重ねが地域の文化となった。
自然の前には無力だった昔の生活は、逆に自然との一体感を生み、全てに感謝するという日本人の精神も育んだ。
その文化を戦後の日本は、高度経済成長期、バブル期に忘れ、住宅も使い捨てのスクラップ&ビルドに。
経済が右肩上がりの時代ならそれほど問題はないけど、経済も成熟し、少子高齢化社会を向かえ、住宅についても文化的な成熟が必要だとおもう。
その為にも古民家を学び、古民家再生や空き家の活用が大事だとおもう。
無駄な資材の浪費を控えて、地球温暖化防止にも貢献していくという事が大切。
古民家に活かされた先人の知恵を学び、それを現代の生活の中に上手く取り込むことで、持続可能な循環型建築を取り戻すことが出来る。
私たちには、日本古来の技術と文化を、未来の子供たちに引き継ぐ使命がある。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^.^)