みなさんおはようございます(^O^)/
きのうは、茨城の名門「大利根カントリークラブ」に。
茨城№1 住宅メーカー TVチャンピョンにもなった㈱篠原工務店さんの「東日本大震災 復興支援コンペ」に参加。
どしゃ降りの中のゴルフ。 この方のカッパはカッパの役目をしてないな。 みんな手がかじかんでゴルフにならなかった・・・・・
今日は、俺の親父の話を少し。
俺の親父は大工の貧しい家の三男坊として生まれ、幼いころから人に笑われるくらい貧しい家で育ちました。
親父は14歳の時に大きな農家に百姓奉公に。
百姓奉公に出された日は真冬の風が強い朝。 母親に連れられて5キロ先の農家まで。
俺が18になるまで、親父の口から奉公に出された話は一度も聞いたことはなかった。
奉公に出された2年がよっぽど辛く、苦労して、寂しくて大変な想いをしたんだと思う。
だから親父は本当に辛抱強い。
仕事や家の事で、何を言われようと、どんなことをされても・・・・・
たとえどこかが痛くても、家族にさえ何も言わない。 親父はそういうことを身をもって教えてくれた。
だから俺も自分の事は何を言われても、何とも思わない。
そういう人は、そういう人なんだって思う。 俺も親父と同じで自分を信じてる。
だから自分を一番に考えているような人や、そういう商売をしている人は嫌い。
親父は、2年の百姓奉公を終えてからは、家業の大工に。 親父の上の兄貴たち二人も父親と一緒に大工を。
みんなで一生懸命に働いても家計は一向に楽にはならなかったそうです。
親父は今の生活をもう少し楽にしたい、親を助けたいと想い、当時は地元には居なかった建築士を目指そうと想い建築の通信教育に。
親父は毎日、大工仕事を一生懸命にやりながら建築の勉強もしたそうです。
それを見た親父の父親は、「大工に学は要らない」と言って親父を厳しく怒ったそうです。
親父はそれでも、現場の休み時間に教科書を開き勉強していたそうです。 まわりの職人たちはそれを見て笑っていたそうです。
夜、布団に入って勉強していると父親はまた怒って、灯りを消してしまって・・・・・
それを見ていた親父の母親が「きっと将来、お前の為になるからお前は勉強を続けなさい」って布団の中に灯りを付けてくれて。
親父の努力の甲斐があって、通信教育を無事に卒業。
余談ですけど、こんなこともあったそうです。 建築士の免許を受けに水戸に行った帰りに古河駅でのこと。
水戸への行きと帰りの電車賃の他に100円だけを母親が余分にくれたので、昼飯は我慢して古河駅に着いた時に立ち食い蕎麦屋に。
ポッケに大事に100円をしまっておいたので大好きな蕎麦を食べようと思ったみたいで・・・・・
そして蕎麦を食べ終わって、お金を払おうと思ってポッケに手を入れたら大事な100円がない・・・・
親父はどうしようと思って色々と頭の中で・・・・・ このまま店主が見てないうちに逃げちゃおうかとか・・・・色々と。
冷や汗が出てきて・・・・・・ ふと下を見ると100円が。 きっと大事な100円を何回もポッケの中を確かめているうちに・・・・・
そんなことも俺に話てくれた。
そして26歳の時に地元で第1号の建築士に。 それから設計事務所を設立しその後、建設会社に。
親父は今でも事あるごとに、「努力は天才に勝る」って俺に言ってくれます。 親父の苦労話をいつまでも心に。
今日も本当はゴルフだったけど、雨の予報だったのできのうのうちに中止の連絡が。 でも中止で良かったかも・・・・ 今日は身体が痛い。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)/