きのうはお客様の会社の「経営方針発表会」。

 

社長はじめ社員の皆さんの目標など力強さを感じます。

 

さて古民家の話ですが、私がなぜ古民家に興味を持つようになったかといいますと・・・

私の親父が建築の仕事をしていたのでもの心がついた時にはあちこちの建物を一緒に付いて観て歩いていました。

ちょうど高度経済成長期だったので色んな建物を手掛けていた。

私の親父が設計した建物は、斬新であり、重厚感があり、品があり、日本の伝統的建築の良いところを取り入れていた。

親父もまた私のお爺さんから自然と教えられたんだと思う。

 

お施主さんも様々で、田舎なのでお施主さんとの打合せは大半が大きな農家の土間のテーブルの上でお茶を飲みながら世間話をしながら。

その昭和の頃に観た様々な古民家の感じが身体にも頭にもいいイメージで残っていたのでしょう。

古民家に入ると心地よい安心感、温かさ、懐かしさを感じられる。

今、大好きな古民家に携わった仕事をさせて頂く事に日々感謝しています。

 

今の時代、古民家がブームのように言われておりますが古民家はブームだけで終わらせてはいけません。

先人たちが継承してきた伝統的建築は日本の文化。

この文化の継承の為にも古民家を通して技術の継承が大事であり、それが地域活性化にも繋がる。

未来の子供たちの為に古き良き日本の伝統的建築の古民家を継承していきます。