みなさんおはようございます(^O^)/ けさの古河市はモヤが・・・・・ 今日は29℃くらいになるとか。
けさは近くの野木の運動公園あたりをウォーキング。
これからは「新築」の時代ではない。 スクラップ&ビルドの時代から循環型社会に。
「再築」って知ってますか? これからは「いいものを手入れしながら長く大切に使う」時代に。
「再築」とは、再利用できる資財を活用し、身体や環境に配慮した長期耐用住宅を「再築」と言います。
現在、桜川市真壁町の築170年の古民家を「再築」中。
私たちが、最初にご相談を受けた時は、「もう古いから解体しかないですよね?」とお客様に聞かれました。
実際に、私たちが現地を訪れて状態をみると、とても状態の良い伝統構法で建てられた古民家である事がわかりました。
私は、「古民家を残していきませんか?」と。 お客様は「そんなことが出来るんですか?」と。 「はい、出来ます」と。
それにはまず古民家のコンディションを明確にする為に、茨城県では初めての「早稲田式動的耐震性能診断」を勧め実施しました。
結果は、「保存可能」。 それから「再築」への歩みがスタート。
お客様は、代々継承されてきたこの古民家を残していける事を心から喜んでくれて、ご先祖さまに報告してくれました。
この古民家の改修方法は、屋根の茅葺きを撤去し、内外とも、柱や梁を残し、他はすべて撤去。
それから屋お越しをし、建て入れを直し、土台も水平に。
屋根は板金材を、外壁は漆喰塗り、玄関まわりの建具は木製建具に。 土間は再利用。
内部は、柱や梁は表しのままにし、壁は漆喰塗り、玄関ホールには薪ストーブを。
木製建具も使えるものは再利用します。
4月初旬に上棟し、これから屋根足場を掛け、屋根を葺きはじめる。
現代のライフスタイルに合わせた古民家に改修中です。
今では、噂を聞きつけて来たギャラリーや古民家のファンも現場に多く訪れています。
古民家を継承する事が日本の文化を繋げる事になる。 私たちは未来の子供たちの為に活動しています。
古民家の事なら、何でもお気軽にご相談下さい。
私たち古民家のプロの「古民家鑑定士」が、古民家を継承できる道を提案させて頂きます。
来月6月8日(日)に「古民家鑑定士」の講習と試験を開催します。
会場はつくば市「市民ホール やたべ」に於いて
お申し込みは「古民家鑑定士試験情報」をご覧ください。 こちら→ www.kominkapro.org/
それでは今日も心に太陽を持って、信じる明日に向かって、素敵な一日をお過ごし下さい(^O^)/