みなさんおはようございます(^O^)/ きのうは風が強かったですね。 今日から新年度。 切り替わりの時季でみなさんも忙しいんでしょうね。
中学生、高校生は春休み。 中高生の方は古民家って知ってますか?
アニメの日本昔話に出てくる古民家は山の中や畑のそばでお爺さんやお婆さんが住んでるあの家。
あんな感じのわら葺や茅葺き屋根の家、あの古い家が古民家です。 もしかして日本昔話も知らないのかな?
古民家と言うのは築50年以上の建物を古民家と呼んでいます。
現実にはお爺さんやお婆さんが住んでるとは限らず、若い世代からお年寄りの方まで代々継承されてきた古民家を大切に引き継いでいます。
地域によって様々な形の古民家があります。 農家の家や商家の家、武家屋敷、町家づくり、色々な古民家があるんです。
こういう古民家が茨城県内にも53,000棟あまり現存しています。 文化的に価値の高い古民家が一日に4棟の割合で簡単に壊されているのが現状。
中高生の皆さんは、古民家の中に入ったことはありますか? 夏、古民家に入るとひんやりとします。 冷房も扇風機もつけていないのに。
古民家には地元で育った、その地域の気候に合った地元の木が使われており、木が吸放出作用があるからひんやりとして快適に過ごせるんです。
中高生の皆さんも小学生の時に「光合成」の勉強をしましたよね。 覚えていますか?
木は光合成により二酸化炭素を吸収し、酸素を排出します。
「樹」は建築資材として伐採され、「木」となります。 その段階で光合成は行われなくなり吸収した二酸化炭素が蓄積されます。
古民家にはその炭素を多く含んでいます。 その古民家を壊して、産業廃棄物として処分すると、大気中に多くの二酸化炭素となって排出されます。
古民家を壊して処分してしまうと地球環境にも大きく悪影響を及ぼすんです。
代々継承されその家の歴史や文化が受け継がれてきた古民家を簡単に壊してしまってよいのでしょうか?
今、時代は捨てる時代から活かす時代に。 いいもの長く大切に使う時代に。
これはもともと日本人が心の中に持っている「ものを大切にする」その心を取り戻してきた。
中高生の皆さんも、この春休みに地域に残された古民家や町並みをカメラにとって「古民家フォト甲子園」に投稿して下さいね(^O^)
街を歩けば、古い文化的に価値のあるものを見つける事が出来るはず。 地域に残された伝統や文化に触れてみてはいかがですか?
「第3回 古民家フォト甲子園」開催中。 スマホで簡単に投稿出来ます。
古民家の活用にお悩みはありませんか?
古民家を再生したい、リフォームしたい、販売を考えてる、古民家を所有されている方には様々な悩みがあると思います。
古民家に関するご相談はお気軽にお問い合わせ下さい。
それでは今日も心に太陽を持って、素敵な一日をお過ごしください(^O^)/